リハビリテーション科
部門紹介
理学療法部門
当院の理学療法士
理学療法士は、主に骨折や手術後の方、脳卒中の方、心臓や肺に疾患がある方、がん治療中の方などを対象に、基本動作(寝返り、起き上がり、起立)や歩行の獲得、耐久性の向上などを目指し、家庭復帰や職場復帰のサポートをしています。
これからも若さと元気を活かして、「人を大切にし、信頼される理学療法」を提供していきます。
訓練室風景
作業療法部門
作業療法士 理念(当院)
地域住民の「その人らしい生活」と「希望ある暮らし」の実現に向け、その方の心に寄り添い共に歩んでいきます。 Since2022.4.1(改定)
主な対象
私達は、主に脳卒中・頚髄損傷後の運動麻痺や、骨折・腱板断裂(肩・手指)術後、心疾患・消化器疾患など様々な疾患の患者さんに対し、超急性期~回復期、外来リハビリなど幅広く関わっています。
訓練室風景
訓練について
- プラットホームでは主に障害を受けた機能や能力の向上に向けて治療を実施します。
- 作業台では、座ることの可能な患者さんを中心に様々な作業活動を通して楽しくリハビリを実施しています。
- 木工作業・調理室では、家庭復帰の為の調理訓練や、手・手指に対する装具作成などを実施しています。
言語聴覚療法部門
当院の言語聴覚士
言語聴覚士は、脳血管障害や内科的疾患を主な対象として、言葉によるコミュニケーションの障害(失語症、構音障害)、食べることや飲み込むことの障害(嚥下障害)などに対し、機能の回復および生活の質向上を目標に充実したリハビリテーションの提供に努めています。
訓練について
- 【失語症訓練】
失語症とは脳卒中などにより、「言葉を司る領域」が損傷されることによって生じる言語機能の障害です。言葉を「話す」「聴く」「読む」「書く」など、すべての側面において障害されます。そのような症状に対して急性期から訓練を開始し、コミュニケーションが図れるように支援します。 - 【構音訓練】
構音障害とは脳卒中や神経疾患などにより、発声・発話に必要な器官(口唇や舌など)が動かしづらく、発話が不明瞭になる障害です。明瞭な発話になるよう、口唇や舌などの運動訓練や発話訓練などを行います。 - 【摂食・嚥下訓練】
脳卒中や神経疾患などにより、口から食物や水分を飲みこむことが困難になることがあります。安全に飲み込むことができるよう訓練を行い、食を楽しめるよう支援します。また、当院では必要に応じて嚥下造影検査によって飲み込みの状態の確認を行っています。 - 【高次脳機能訓練】
脳卒中や脳外傷などにより脳の一部が損傷を受け、認知機能(記憶、注意、遂行機能など)に障害が生じ、日常生活に支障を来すことがあります。それぞれの症状に合わせて社会復帰に向けたリハビリテーションを実施しています。 - 【聴力検査】
耳鼻科医の指示の下、聴力検査を行い、音の聴こえ方などを確認します。