リハビリテーション科
がんのリハビリテーション
がんと診断された時から、患者さんは様々な苦痛を抱えると言われています。当院では、予防的リハビリから緩和的リハビリまで提供しており、「がんのリハビリテーション研修」を修了したスタッフ(理学療法士:7名、作業療法士:5名、言語聴覚士:1名)が、より専門的に担当しています。
がんの手術前後や抗がん剤治療中の呼吸や心身のケアを行います。
手術後、早期に歩行を開始することで早期回復・早期退院の支援をしています。
緩和ケア病棟でのリハビリテーション
入院中の患者さんが、外出、外泊、あるいは退院ができるように症状緩和を図りながら、体力の維持や環境調整を行い、穏やかな時間を過ごせるように医師や看護師、心理士、リハビリなどの多職種のスタッフにて関わっています。
リハビリというと、「きつい運動や一生懸命歩く」というイメージがあるかもしれません。緩和ケア病棟でのリハビリは、痛みを和らげるマッサージや、気分転換、ご本人にとって大切な活動のお手伝い、日常動作が楽に行えるような方法の提案、飲み込みや口腔トラブルのサポートなどを行っています。ご本人、家族の希望をお聴きしながら、その人らしく過ごせるように支援をしていきます。