臨床工学科
高気圧酸素業務
一人用の第1種装置を使用し、主に整形外科や消化器疾患の治療が多く実施されております。
技士は、装置の始業・終業点検、操作、治療中の患者観察を行っています。
当院の高気圧酸素治療室の大きな特徴は、装置右側の壁に大自然の壁紙が貼ってあることです。
この壁紙で、特殊な環境下での治療に対する不安を少しでも和らげる効果が期待されています。
HCU業務
- NCV-10
- DBB-27
- TR55X-Ⅱ
- ACH-Σ
HCU内では、人工呼吸器を始め、各モニター類の使用中点検。
血液浄化業務として、CHDF3台・透析装置(個人用2台)の操作や点検業務を行っています。
ME機器中央管理業務
輸液ポンプ88台、シリンジポンプ72台、PCAポンプ8台、経腸栄養ポンプ4台、フットポンプ33台、人工呼吸器、リフト式体重計を中央管理し、院内で定期点検し、部品交換や修理を行っています。
病棟機器管理
病棟では、AED(院内7台)・除細動器5台・患者生体情報モニターシステム(HCU・8階病棟)・患者生体情報モニター(7部署)・パラパック(人工呼吸器)の巡回点検・管理を行っています。
心臓カテーテル室業務
IVUS・IABP・体外式ペースメーカー・患者に装着介助、除細動器の準備。
手術室業務
麻酔器をはじめとした機器点検。
その他
腹水濾過濃縮再静注入法・・・装置を使用せず、落差で腹水を濃縮しています。
委員会活動
- 医療安全管理委員会
- 医療材料検討委員会
- 患者情報管理委員会
- 感染対策委員会
- セーフティーマネージメント委員会
- 手術室運営委員会
- 集中治療室運営委員会
- 外来・救急外来検討委員会
- 医療ガス安全・管理委員会
- 災害対策委員会
- TQMセンター会議
認定技士(師)
- 臨床高気圧酸素治療操作技師 2名
- 呼吸療法認定士 2名
- 透析技術認定士 1名
- 医療機器情報コミュニケータ 1名
- ITE 1名
- 高気圧酸素治療専門技師 1名
当科は、24時間オンコール体制をとっています。医療機器の保守点検や操作を通して、真のエキスパートを目標にしながら高度医療のための安全確保に努力したいと思います。