当院の病院指標
DPCデータによる当院の病院指標
はじめに
DPC制度(DPC/PDPS)とは?
DPC制度とは、医師が決定した主病名に基づき、入院患者さんの一連の医療行為を、国で定めた1日あたりの定額の点数から入院医療費を計算する制度のことをいいます。
本来、DPC(Diagnosis Procedure Combination)は、患者分類としての診断群分類として作られた略称ですが、診断群分類に基づく1日当たりの定額報酬算定制度を意味する場合と混在してしまうため、平成22年に支払制度としてのDPC制度の名称をDPC/PDPS(Diagnosis Procedure Combination/ Per-Diem Payment System)と呼ぶようになりました。
DPC制度対象となる患者さんは、一般病棟に入院された患者さんを対象とします。
※DPC制度対象外となる患者さん
・自動車賠償責任保険や労災保険、自費等の患者さん
・入院期間中、一度も一般病棟を使用しなかった患者さん
・その他、国で定められた項目に該当する患者さん(白内障手術、24時間以内死亡など)
病院指標公開の目的
当院ではDPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、市民の皆様に情報公開を進めております。この病院指標は、数値やデータを評価、分析することにより、市民の皆様に当院の特徴や、急性期医療の現状を理解していただくことを目的として公開しております。
当院の特徴
当院は、急性期病棟で手術治療や点滴治療等を行った後のリハビリ等を提供できる回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟があります。他の医療機関へ転院することなくリハビリや在宅へ復帰するための準備を行えるため、当院の平均在院日数は、全国の平均在院日数と比較すると長くなる傾向にあります。